中3 オーストラリア語学研修の様子 キュランダ観光
集合場所の朝は言葉では言い表せないものがたくさんありました。なお、写真は生徒が許可を出さないのでご勘弁ください。実際に行って肌で味わってほしいと思います。一部の生徒は昨日の夜から涙が止まらなかったようです。そんな彼らを祝福して送ってくれるかのように大きな虹がでました。
朝は快晴だったのですが、5分ほど大雨が降り、すぐに晴れました。そのためですね。
ケアンズ市内からバスで揺られること約30分、Freshwater stationよりキュランダ高原列車に乗車します。世界の車窓からのOPでも有名ですね。なんとOPと同じ列車最後尾に乗れました。この列車は急激なUターンカーブで列車の最後尾から先頭車両が見えることが有名ですが、やはりそれは自分の目で見るべきですね。代わりにこれもまた有名な滝、Stoney Creek滝の写真を載せておきます。この列車の数m横を通過していきます。よくキュランダ高原鉄道の宣伝に使われている滝ですね。このほかにもバロン滝という滝の近くで1度停車してもらえます。これも一見の価値ありで国立公園の一部となっています。
鉄道がキュランダ駅に着いた後はレインフォレストステーションへ行きました。ここは原住民族アボリジニーのブーメラン体験ができたり動物園があります。オーストラリアの代表動物と言ったらこの2匹ですね。カンガルーにはさわることもできます。また、体験としてコアラを全員抱っこしてきました。カンガルーやコアラの人形とは違った本物の手触りを知っていますか?
さて、その後昼食を食べ、アーミーダックと呼ばれる第2次世界大戦中に使用された六輪駆動水陸両用車で熱帯雨林の中を探索します。途中2手に道が分かれていて陸の道か水の道かを聞かれたとき、「水の方」と即答した彼らは体験することの意義がわかってきたなと感じました。
キュランダ村を少し探索。帰りはスカイレールで降りてきました。総延長距離は7.5kmの非常に長いロープウェイで熱帯雨林の上を通過していきます。ここからの景色が映画「アバター」のCGを作る際のモデルになったそうです。また、海側ではケアンズ周辺を一望することができます。
乗車直後は晴れていましたが突然のスコール。さすが熱帯雨林。しかし、5分もしないうちにやみました。その後は晴れ。スカイレールのコンセプトは「環境保護」。大自然を空から見ることで我々ができることが少し見えたでしょうか。
その後ホテルへと戻りました。明日は日本への帰国となるのでこれが語学研修の最後の更新となります。
今まで学校見学で「語学研修ではどんなことをしますか?」とよく尋ねられましたが、今までの記事4回分を参照していただければ雰囲気が伝わると思います。また、それは雰囲気でしかないということも忘れないでください。ケアンズの熱帯地域独特の過ごしやすい空気と強い日差し、ホームステイでの経験、ショッピングセンターでの買い物での英語や話しかけられたこと、熱帯雨林にすむ野生生物などここには載せきれないことがたくさんあります。(実は保護者用ページでは別に紹介もあります。)
生徒それぞれが味わった体験にそれぞれの価値があると思います。そして、これはここに来た人だけが味わえるものです。合わせると何十枚という写真を掲載しましたが、ほんの1部を切り取ったものにすぎません。滝の水しぶきをお伝えすることもできません。カンガルーの毛並みも肉球の感触も伝えられません。生徒たちは英語を勉強してきて実際に使って、ケアンズでいろいろな体験ができたことを実感しているでしょう。あとはオーストラリアから場所を変えればさらにいろいろな体験ができるはずです。これをきっかけにいろいろなことを体験してもらいたいと思います。