学校概要

 みなさんは将来の自分の進路に対して不安はありませんか。でも恐れることはありません。富士見高校で当たり前のことが当たり前にできる生徒に成長すれば、自分の将来の進路に希望が持てるでしょう。大学の附属高校と比べて不安に思うかも知れませんが、富士見高校だからこその強みもあるのです。先ず、進学する大学が限られないことです。つまり、高校進学後に幅広い選択肢の中から進路を決められる強みがあります。すなわち進路の多様性です。次に難関大学合格のために学校を上げて生徒の受験勉強をサポートする体制が整っている点があります。
 特進コースでは、大学入学共通テストに対応すべく、5教科の知識・技能をバランスよく学び、さらに思考力・判断力・表現力を身に付ける「HAP」や「Ⅱ類ゼミ」を中心とした学習活動を、総合コースでは、基礎学力を確立し、得意科目をさらに伸ばし、多様な進路希望に合わせて一人ひとりの希望進路の実現を目指す学習活動を実践しています。また「自宅学習で分からなかったことを次の授業が始まる前に解決しよう」と始まった朝7:30からの「質問コーナー」など、校舎内を歩いていると、いたる所で教員が生徒に個別指導をしているのを目にします。
 その成果として、最近3年間の大学進学は、大阪大学、名古屋大学、東京都立大学、筑波大学、東京学芸大学、静岡大学、浜松医科大学、静岡県立大学をはじめとした国公立大学に約80名、また、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、立命館大学などの難関大学をはじめとした私立大学に延べで約700名が合格しています。
 就職に関しても、東京電力・ANA・テルモ・ジヤトコ・アサヒ飲料などの大企業や、警察官・自衛官・消防士などの公務員関連も含め、毎年、希望した生徒の全員が内定を勝ち取る、内定率100%という結果を継続しています。
 勉強はもちろんですが、部活動の数も豊富で十分な施設設備がある富士見高校は生徒の個性に合わせたそれぞれの才能を伸ばすチャンスにあふれています。昨年度は女子バレーボール部が10年連続の春高バレー全国大会出場を果たすことができました。また、男子バドミントン部及び女子ソフトテニス部も全国高校総体に出場、また、バトントワリング部も全国高校総合文化祭に出場することができました。
 生徒一人ひとりが高い目標を掲げ、その目標の達成に向かって突き進んでいけるよう、物心両面から支援する「面倒見の良さ」「楽しく学ぶ」が身上の学校、それが富士見です。